e-book 私は、こうして 胃弱 から開放された！
誰でも、一度や二度くらいは「胃の具合が良くないな…」と感じたことがあると思います。
たとえば、
食後に、胸焼けしたり、胃がもたれたり、吐き気がしたり…。
または、空腹時やストレスを感じたときに、胃がキリキリ痛んだり、または、しくしく痛んだり…。
というように、胃の具合が悪いときの症状は、多種多様だと思いますが、
それが、「急性…」の場合だったら、あなたならどうしますか？
おそらくは、「胃薬」に頼るのではないでしょうか？
病院に行ったとしても、同じです。おそらくは、「胃薬」を処方されることでしょう。
それは、それで、正解だと思います。
薬とは、よく効くものです。特に、そういった「急性…」の場合に、大いに我々の助けになってくれることでしょう。
でも、それが、「慢性…」である場合は、どうでしょうか？
やはり、同じように、「胃薬」を飲み続けますか？
ずっとずっと、治るまで通院して、「胃薬」を処方してもらいますか？
私は、医者ではありません。また、科学者でもありません。
ですので、私自身の経験則で申し上げますが、
薬というものは、一時的には効いても、根本治療を望むとなると、話は別なのです。
特にヒトの胃袋というものは、心（精神）とリンクして働くものであり、なかなか自分自身でコントロールできるものではありません。
一時的、つまり「急性の場合」、胸焼けや胃もたれの時には制酸剤を、消化不良の時には消化薬を、というように「足し算・引き算」のような考え方も通用すると思います。
ですが、「慢性の場合」ともなると、そもそも慢性に陥るに至った「根本的な原因」が潜んでいるはずなのです。
つまり「慢性の場合」、ヒトの胃袋は「足し算・引き算」のような考え方では、なかなか言うことを聞いてはくれないものなのです。
製薬会社の人から怒られるかもしれませんが、敢えて言わせてもらうなら、薬というものは、詰まるところ「一時しのぎ」のものであり、「完治させるものではない」と思います。
ただし、広い？世の中、たくさんの人がいますから、当然「例外」もあるでしょう。
短期間に薬を飲むだけで「完治する人」もいるかもしれません。
でも、私は、治りませんでした…。
慢性的に胃の具合が悪い状態…を、総じて「胃弱」と表現するようです。
私は、不覚にも２０歳のときに胃を壊し、４０歳を過ぎるまで、ずっとそういった慢性的な「胃弱の症状」で苦しんできました。
しかし、私とて、ただ為すすべもなく年月を重ねてきたわけではありません。
医師の処方した薬を、２０年近くに渡り断続的に飲み続けましたが、何がいけなかったのか「胃弱」からはどうしても脱却できなかったのです。
薬を飲み続けて「治ったかな」と思っても、薬を飲むのを止めれば、いずれまた「元の木阿弥」に戻ってしまいます。
時期によっては、薬を飲んでも全然良くならないこともありました。
そのため私は、「何で、薬を飲んでるのに治らないのか？」と、たびたび焦燥にかられたものです。
昔のクスリが効き目の弱いものだったのか、私の日頃の行ないが悪かったからなのかは、定かではありません。
でも、３０代が過ぎ、４０代に入ってからも、依然として「治る気配」がないものですから、私は「このままずっと治らないのかな」と、半ばあきらめかけていました。
しかし…私には、「胃弱」以外にも「伏兵」がいたのです…。
それが判ったのは、私が４０歳を過ぎてから、生活習慣病検診の腹部エコーのときでした。
私は、そのときの検診で、「腎臓に小さな石の塊がある」と診断されました。
そして、当面の予防措置として、私は医師から「多量の水分摂取」を指示されます。
それは、周知のとおり、「腎臓結石」を予防するためでした。
果たして、私は、翌日から「多量の水」を飲み始めました…。
さて、今般、私が制作したＥ－ＢＯＯＫの「テーマ」は、そこからスタートします。
結論から申し上げますと、ポイントは、２つあります。
１つは、腎臓結石予防のための「多量の水分摂取」を、当初は「多量の水」を飲むことで実行していたのを、途中から「我流の方法」に替えて実行したこと。
そして今なお続けていること。
２つめは、「多量の水分摂取」により、腎臓結石予防が叶っただけではなく、「想定外の福音」に恵まれたということ。
すなわち、長年に渡り私にとりついていた「胃弱の症状」から思いがけず解放されたということ。
この２つです。
では、なぜこの２つのポイントをＥ－ＢＯＯＫとして制作したかというと、とりわけ、私自身いよいよあきらめかけていた「胃弱の症状」から解放されたことが、ことのほか、嬉しかったからです。
そして、「想定外の福音」と言うべきか、「嬉しい誤算」とでも言うべきか、その経緯経過を、同じく「胃弱」で苦しむ多くの人たちに伝えたいと思ったからにほかなりません。
ところで、その「多量の水飲み」ですが、その目的や方法についてはご存知の方も多いのではないでしょうか？
ＷＥＢで調べてみても、実にさまざまな「質問（疑問）や回答（解答）」が飛び交っているようです。
腎臓結石予防を始め、その他いろんな病気（症状）の改善、ひいてはダイエット目的でも「多量の水飲み」が紹介されています。
ちなみに、紹介されている方法論を要約してみると、
① 毎日２リットルから３リットルくらいの水を、
② 飲みすぎに気をつけながら、
③ １日に何回かに分けて飲む、
ということのようです。
では、試しに、そのとおりにやってみてください。
それを、毎日毎日、続けるのです。１年３６５日続けるのです。
どんな水でもかまいません。
エビアンでもヴォルビックでも、どこかの天然水でもＯＫです。
お金を出して「飲料水」を買う気がないなら、水道水を飲んだってかまいません。
当然、井戸水でもＯＫです。
ただし、海水や工業用水のように飲用不可の水は飲んだらヤバいですよ。
言うまでもなく、飲用可能な水ならＯＫというわけです。
ただし…、問題は、「それを続けられるか？」ということなのです。
実は、私は、かつて何人かの知人に「多量の水飲み」のことを話し、勧めてみたことがあります。
でも、勧めた人たちは一様に、挫折してしまいました。
彼らは、口を揃えて、私にこう言いました。
「水ってのは、意外とたくさんは飲めないね…。特に水道水は、臭いが…ちょっとねえ…。運動して汗をかいた後なら喉も渇くし、水道水でもかまわず飲めるんだけど…」
私は、
「水道水が（まずくて）飲めないようなら、冷やせばそこそこ飲めますよ。それでもダメなら、井戸水とかミネラルウォータを飲めばよいのでは？」と、アドバイスしました。
しかし、後日、彼らが言うには、
「やはり、どうしても、たくさんは飲めないね。飲んで飲めないことはないんだけど、そうやって無理にたくさん飲んでも、下痢しちゃうんですよ。そういう体質なのかなぁ？」
私は、もうそれ以上は、無理には勧めないことにしました。
私は、何とかたくさんの水が飲めたのですが…、人それぞれなのだろうと思ったからです。
ですが…、かく言う私でさえ、毎日毎日、たくさんの水を飲んでいるうちに「飽きて」きました。
味わうのではなく、ただ機械的に飲むだけなので、なおさらでした。
「こりゃ、参ったな…」と思う最中（さなか）、私は「あること」に気付きます。
そして、視点を変えることによって、「ある方法」に気付いたのです。
その方法なら、おいしく、たくさんの水分が摂取できることに気付いたのです。
そして、すぐに実行しました。
そして、それをずっと続けました。
「ある方法」とは、「多量の水分摂取」を可能（補助）にするための方策です。
でも、たいしたことではありません。常日頃、あなたも無意識のうちに実行しているかもしれません。
その方法論については、Ｅ－ＢＯＯＫの中で詳しく述べますが、読まれてから、
「なあんだ、そんなことか！」と、思われる方もいるかもしれません。
つまり、「ある方法」とは、「コロンブスの卵」のようなもの（こと）なのです。
ですが、多くの人たちは、それが「多量の水分摂取」を可能にするとは気付かずに日々過ごしています。
もしくは、仮に気付いたとしても、「それは、ちとヤバいんじゃないの？」と、思っているかもしれません。
実は、私は、「多量の水分摂取」を始めたばかりの頃、その方法論や、目的、意義など詳しくは知りませんでした。
「腎臓に石の塊が出来始めているから、毎日２リットルから３リットルくらいの水分を摂るようにしてください」と、医師から指示されたから始めただけなのです。
つまり、方法論を知らなかったからこそ、「水そのもの」にこだわることなく、「我流」を敢行できたのだと思います。
ミネラルウォータにせよ、ただの水にせよ、もしそれに限定して飲み続けていたとしたら…、おそらく私は初期のうちに挫折していたのではないかと思います。
喉を潤すためでもなく、味わうためでもなく、ただ機械的に「目的のために水を飲む」のですからなおさらでしょう。
しかし、私が始めた「ある方法」とは、「味わうこと、喉を潤すこと、そして水分摂取」、この３つを兼ねていたからこそ続けていられるのだと思います。
ただし、私が言う「ある方法」を「多量の水分摂取」の代役とした場合に、「伏兵」がいないかというと、定かではありません。
結果論として、私自身が、「今のところ大丈夫」としか言えないのです。今のところ…とは言っても、始めてからもう７年になります。
「もう７年」なのか、「まだ７年」なのか、判断はお任せしますが…。
また、「多量の水分摂取」の効果（目的）は、医者が指示するくらいですから、科学的に証明されたものだと思います。
すなわち、多量の水分摂取は「腎臓の病気を予防しうる」ということです。
ですが、「多量の水分摂取」が「胃弱の症状を改善しうる」とは言い切れません。つまり、「医者からのお墨付き」ではないのです。
これもまた、私にとっては結果論でしかなく、それが「胃弱の症状を改善する（しうる）」ということは、科学的に証明されたものではないのです。（…と思います）
すなわち、「多量の水分摂取」または、私が言う「ある方法」を試しても、すべての人に効果があるとは限らないのです。
しかし、おかしな理屈かもしれませんが、逆に、「多くの人に、効果をもたらす可能性がある」とも言えるのです。
ですので、そういった（不確実な）内容のものを、果たしてＥ－ＢＯＯＫにしてよいものか？と、私は逡巡しました。
でも、
世の中には、私と同じように、自分ではどうすることもできない「胃弱のプロセス」の中に陥っている人たちが、たくさんいるのではないだろうか？
仮に不確実な方法であったとしても、そういった人たちにとっての「福音」や「快方への手がかり」の一助となれば、よいのでは？
と、思ったのです。
その効能が科学的に証明されたものでないにしても、結果論だとしても、何らかの「好ましい結果」が実在するのであれば…、試してみる価値はあるのではないでしょうか？
私は、そう思います。
少なくとも私には、効果があったのですから…。
そのため私は、これを「方法論」ではなく、あくまでも私の「経験談」としてご紹介することにします。
すなわち、私は、私自身の足跡（そくせき）を指示したり、推奨もしません。
「ある方法」に辿りつくまでのこと、「ある方法」を続けたこと、そして「ある方法」を続けている現在に至るまでを、あくまでも「経験談」として提示します。
つまり、私の経験談を、今のあなたが抱えるプロセスに照らし合わせてみて「実行可能なこと、不可能なこと」をご自身で判断し、取捨選択して頂ければ…、と思うわけです。
ただし、念のため申し上げておきますが、私の実行していることを参考にして同じように試すのであれば、必ず「自己責任で」お願いします。
繰り返し申し上げますが、私自身が「ある方法」を始めてから、まだ７年くらいしか経っていないのです。
今のところ「好結果」しか発生していませんが、この先どう変わっていくのかは、私自身でさえわからないのです。
私が言う、「ある方法」を試すには、あまりお金はかからないと思います。
でも、逆に、方法論にこだわって、それなりのお金をかけることも可能です。
また、医薬品を飲む必要もありません。
胃薬を併用するのもかまわないと思いますが、それでは結局胃薬に頼ることになるでしょうから、あまりお勧めはできませんが…。
また、「ある方法」を試すとしたら、日常生活では、ちょっと手間がかかるかもしれません。
でも、「ずっと、続けるぞ」という気持ちが大切です。
さらに、「効果」ばかりを期待せず、あせらず気長に構えていく（続けていく）必要があります。
医薬品のように、「即効で効き目が現れるもの」ではありません。
数ヶ月で効果が現れるか、数年で効果が現れるかは、個々の体質や生活習慣（に対する心掛け）次第だと思います。
悲しいことに、中には、何年続けても「好結果の得られない人」もいるかもしれません。
ヒトの身体は十人十色であり、ひとくちに「胃の具合が悪い」と言っても、症状は千差万別であろうし、胃を壊すに至った経緯やその後の経過なども、多種多様でしょう。
また、仕事の都合上、生活パターンが「昼型」であったり「夜型」であったり、はたまた、それを交互に繰り返すものであったり、やはり人それぞれだと思います。
つまり、私の言う「ある方法」を試そうという人が全員「同じ土俵の上にいるわけではない」ということです。
そういう観点からしても、私の言う「ある方法」が、すべての人に効果を保証するとは限らない、と思うわけです。
なお、私はこのＥ―ＢＯＯＫを制作するにあたり、自分の今までの生活様式とか、生活習慣などをずっと回顧してみました。
すると、かなり長い期間に渡るプロセス（下地）があり、また、胃を壊すハメになった直接要因や間接要因があって、結果胃を壊し、それからさらに長い長い予後があり、今に至っていることが判りました。
つまり、胃を壊すより前の出来事も書き添えないと、なぜ胃を壊すに至ったかが分かりにくくなる恐れがあります。
また、その後２０年以上に渡って、私がどのように「胃弱」と向き合ってきたかを説明しないと、どういう経緯で、「胃弱から解放されたのか」が分かりにくいと思います。
そのためＥ―ＢＯＯＫ本文中では、私の過去の生活習慣を振り返りながら、直近の状況までを「経験談」として進めたいと思います。
都合、ところどころ昔のエピソードも挿むことにしました。
私は「苦労人」ではありませんが、それなりにいろいろと歴史はありました。
良いことも、悪いことも…。
それゆえ、胃を壊す前のことも含めて、「私の経験談」としてまとめることにしたのです。
でも、それは時系列に換算すると、おおよそ４０年近いスパンがあります。
このＥ―ＢＯＯＫは私の伝記ではありませんので、その間の出来事を克明に列記しても無意味です。
そういう理由で、都合ところどころ「端折った記述」もありますが、ご理解を願いたいと思います。
さて、私が言う、「ある方法」とは何なのか？
また、どのようにして、私が「胃弱」から解放されたのか、興味を持たれた方は、是非ご一読ください。
ポイントで示したように、「多量の水分摂取」を目的として、水を飲む代わりに「ある方法」を試すのもご自由です。
ただし、私の本音としては、慢性的な「胃弱の症状」からの快方を願う方に是非読んでいただきたいところです。
ここで、あらためて申し上げておきますが、「多量の水分摂取」にしろ「ある方法」にしろ、慢性的な胃の不調を自覚していても「薬を飲めば大丈夫」と思っている方には必要ありません。
また、飲み会などで、お酒をおいしく飲むために胃薬を飲んでいるような方にも不要でしょう。
単純に、ずっと「胃薬と共存して」生きて行けばよいことです。
ただ…、最近のＷＥＢ記事を見ていたら、ちょっと気になる記述がありました。
それは、
「胃薬（特に制酸剤）を飲み続けると、果ては胃がんになりやすい」というものです。
どうも、それは、胃酸の濃度とピロリ菌との「せめぎあい」の果てのロジックのようですが、
私は、その記事を見て、
「ああ、やっぱりな…、いよいよ、そういう意見が出始めたか…」と、思いました。
私は、冒頭でも申し上げたように「慢性的な胃弱の症状に対して、胃薬を飲み続けること」には否定的です。
事実、私は、おおよそ２０年に渡って胃薬を飲んでも、治らなかったのですから…。
それが…、「ある方法」を始めてからおよそ７年間、私はもはや一度も胃薬など飲んでいません。
その間、私事では、いろいろとストレスになるような出来事にも遭いました。
それでも、私の「胃弱」は、再発してはいないのです。
「覆水盆に帰らず」と言います。
つまり、一度壊してしまった私の胃袋は、もう「完治」しないのかもしれません。
でも、どんなときも、一時しのぎに胃薬に頼ったりすることなく、節制の気持ちを忘れずに「ある方法」を続けていれば「胃弱は再発するまい」と思っています。
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